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平均方向性指数(ADX)をご紹介
利用
「ADX」は、2本の指数を使って「トレンドの存在・方向性・強弱」を判断するオシレーター系のテクニカル指標で、日本名で『方向性指数』と呼ばれます。
下記の4本の構成指数(※)を使って「トレンドの存在・方向性・強弱」を判断し、通常DMIと併せて使用するのが一般的です。
- ADXが上向きに推移している状態は相場に勢いがついていることを示し、一般的に、数値が高い時はトレンドが強い局面(トレンド相場)、低い時はトレンドを失っている局面(レンジ相場)を示します。従って、ADXが「上向きに変化→トレンドの開始」、「上昇中→トレンドの継続」、「下向きに変化→トレンドの終了」、「下降中→トレンドが無い状態」と判断します。
- ADXとADXRの関係で考えた場合、[ADX>ADXR]の状態は勢いがありトレンド相場、[ADX<ADXR]の状態は勢いが無くレンジ相場であると見ます。また、ADXがADXRを上抜いた地点を売買シグナルと判断します。
+DIが-DIを上抜いた後、ADXが-DIを上抜いた時を買いシグナル、+DIが-DIを下抜いた後、ADXが+DIを上抜いた時を売りシグナルと見ます。
- +DI(PDI) : 上昇する方向性指数。上昇の可能性の大きさを表します。
- -DI(MDI) : 下落する方向性指数。下降の可能性の大きさを表します。
平均方向性指数取引戦略
ADXは非常に目に見える傾向を特定し、よい取引条件を見つけることを目的としたツールです
ADX値が25以下の場合は傾向が弱いことを示しています、ADX値が25より大きい場合は強い傾向が存在することを示しています。ブレークアウトはチャート上のトレンドの剛強を識別します。 ADXは以下の25から上の25に上昇すると、傾向は十分に強いと考えられます。
ADXラインが落ちた時にそれをトレンド反転の兆候ととられることが一般的な誤解です。これは現在の傾向が減衰ことを意味します。
計算式
ADX = MA [((+DI) – (-DI)) / ((+DI) + (-DI))] x 100; +DI – 上昇する方向性指数。 -DI – 下落する方向性指数。
平均方向性指数(ADX)をご紹介はどう利用すればいいですか?
FAQ
インジケーターとは
FXインジケーターとは、チャート上やチャート下部に表示しているサポートツールであります。 インジケーターの活用は、そのチャートが示す意味を分かりやすくする効果があります。 多くの指標を組み合わせて分析することで、チャートをより正確に把握することができるようになります。
最高のインジケーターは何ですか?
今後の値動きを予想するために、過去相場を参考に分析してチャート上に視覚化される指標、それが各種のインジケーターの役割となっています。ローソク足だけではよくわからない相場も、チャートにインジケーターを表示させることで、パターンやエントリータイミング、相場分析などが視覚的に分かりやすくなるので、ぜひ活用していきましょう。
インジケーターはどう利用できますか?
インジケーターは目で見て分かりやすいという特徴があり、視覚的にチャートが認識しやすくなるのはメリットとなっています。視覚的な情報を頼りに、新規注文・決済注文のタイミングを見極めたり、トレンドの流れや転換を予想します。
2種類に区別されているインジケーター
インジケーターの種類は「買われ過ぎ、売られ過ぎ」を示すものと、「相場が上昇するのか、下降するのか」を教えてくれるもの、この2つに区別されています。
IFC Marketsが提供する取引ツールをダウンロードして、インジケーターをご利用下さい。
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