- 投資を学ぶ
- 外為取引戦略
- 取引スタイルに基づいた戦略
- バイ&ホールド
バイ・アンド・ホールド
キー・ポイント
- バイ・アンド・ホールドは相場の取引手法を指す言葉で、「買ってそのまま保持する」という意味です。
- 一度これと決めた銘柄を買ったら多少の上げ下げは気にせず、長期間にわたって持ち続ける、そういう投資スタイルを指しています。
バイ・アンド・ホールドとは
現物株への投資では王道と言ってもよい手法です。企業の成長とともに株価は上昇し、分割や配当といった恩恵もあり、長い目で見れば銀行預金よりもはるかに有利というわけです。しかし、バイ&ホールドが成功するかどうかは、時代背景にもよります。
例えば戦後の成長期にトヨタやソニーに投資して持ち続けていれば、大変なリターンを手に入れることができたでしょう。しかし、バブルの絶頂期に投資していれば、逆のことが起こったことになります。
バイ・アンド・ホールド戦略
結局のところ、バイ&ホールドが成功するかどうかは、現状と将来をどれだけ正確に分析できるかということにかかっています。
そして長期であるだけに「運」も重要な要素です。
バイ・アンド・ホールド戦略のメリットとデメリット
メリットFXでもバイ&ホールドは使えるでしょうか。答えはYESです。例えばドル/円の月足チャートを見ると、年単位のトレンドが存在していることが分かります。
こうしたサイクルは景気や金利の循環、貿易動向、国家の盛衰などの要因がからみあって生まれるものと考えられます。
もしこうした為替相場の大きな流れにバイ&ホールドで乗ることができれば、FXではレバレッジを働かせることができるだけに、さぞや大きな利益を生むことでしょう。
デメリットただし、相場を正確に読む目と「運」が求められることは言うまでもありませんが。
FXでバイ&ホールド型の長期投資を行うなら、以下の記事が参考になります。
バイ・アンド・ホールド
株式や債券を買い持ちしたまま、長期に保有する投資手法。 企業は、中長期的な企業価値向上を目指して、拡大再生産を繰り返しています。 株価の短期的な変動に左右されることなく、こうした中長期的な株価上昇によるリターン獲得を狙います。