- 投資を学ぶ
- FX市場の商品
FX市場の商品
FXレートは、それだけで動くのではなく、その他の市場とも密接に関連しています。代表的な市場といえば、FX市場のほかには、株式市場、債券市場、商品市場があります。FX市場は世界で最も大きな市場です。またFX市場が最も大きな市場であるが故に、為替以外の金融商品を取り扱う市場は外国為替市場に影響を与えます。
FX市場の商品は、下記の種類があります。
取決め
スポット – 直物取引です。為替の取引が成立した後に、外貨とその対価の受け渡しが行われる取引です。直物相場(スポットレート)での取引になります。
先渡し - 先渡しは、所定の資産を所定の将来時点に所定の価格で売買する契約のことであります。契約約定後、満期までの任意の時点における先渡価格とは、その時点で改めて同内容の先渡契約を結んだ場合に決定される受渡価格のことであります。先渡しにおいて特に取引所において集中取引されており、取引が標準化され、反対売買による決済ができるようになっているものを先物と呼びます。先物では取引に証拠金を必要とします。
通貨スワップカウンターパーティー間で、合意された期間中、2つの異種通貨の利息支払を交換して期間の最後に当初に合意された為替レートで対応する元本の交換を行うことを約定した契約のことであります。
デリバティブ
先物やオプション、スワップなどの金融派生商品全般の総称です。株式市場では、一般的にデリバティブというと先物やオプションを指すことが多いです。
通貨先物一般に上場されている外国通貨の標準物を、将来の一定の時期に一定の価格で売買することを、現時点で約定する取引所取引です。
通貨・金利スワップスワップとは、交換という意味で、等価のキャッシュ・フローを交換する取引の総称です。2者間で同じ価値をもつ「将来の一連のお金の流れ」を交換する取引です。
通貨オプション「カレンシーオプション」とも呼ばれ、ある特定の通貨を、予め定められた期間または期日(権利行使期間)に、予め定められた価格(権利行使価格)で、買う権利(コールオプション)または売る権利(プットオプション)を売買する取引をいいます。