〔ドル/円〕
欧州の市場関係者の大量の売りが、ユーロ/円相場の記録的最高値更新を背景にしたドル/円相場の2007年の最高値・122.20円越えを阻止した。日本の或る銀行のディーラーの話では、その最高値を越えるには何らかの動機が必要だと見ている。ニューヨーク市場開始まで何度もその水準越えが試される可能性があるが、それらは成功しないであろう、と分析している。最高値越えの動機が消えると、ドル/円は下落リスク水準に入る可能性がある。121.80円水準に支持線がある。
〔ユーロ関連〕
Financial Times誌は、欧州中央銀行は2007年の欧州地域の経済成長とインフレ率を上方修正するであろうと報道した。3月発表の最新の予想では、2007年の年間インフレ率HICPは平均1.5%-2.1%、2008年は1.4%-2.6%となるであろうと予想していた。域内総生産では2007年は2.1%-2.9%、2008年は1.9%-2.9%である。上方修正の理由は、エネルギー・食料・経済発展への刺激・賃金上昇などの上昇である、とFinancial Times誌は述べている。現在ユーロ/ドル相場は欧州市場始めの最高値1.3456ドルから1.3432円の最安値まで落ち込んでいる。下落はロシアからの売りによってもたらされた。ANZ Banking Groupのトレーダーは、ドル相場は、金曜に発表された強い米経済指標が支えている。ユーロも欧州中央銀行の公定歩合決定を前に1.3400ドル水準に強い支持線がある。市場は、欧州の公定歩合が0.25%高の4.00%になると見ている。
《今日の予想支持・抵抗線》
【ユーロ/ドル】
上値抵抗線 $1.3478 - $1.3521 - $1.3565
下値支持線 $1.3392 - $1.3340 - $1.3318
【ドル/円】
上値抵抗線 Y122.20 - Y122.68 - Y123.34
下値支持線 Y121.69 - Y121.18 - Y120.85